【実体験】師長に相談しても「躁うつ病だから仕方ない」と言われた話|看護師のいじめ相談先と対処法

看護師いじめ

意を決して師長に相談した時の絶望

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お局にターゲットにされて、毎日怒鳴られる日々。私は、ずっと我慢していました。

でも、もう限界だった。

意を決して、師長に相談しました。

「このまま行ったら、ちょっと無理だ」そう思って、すごく緊張しながら、師長と二人きりになる時間を狙って話しかけました。

「すいません、今お時間いいですか?」

そして、勇気を振り絞って伝えました。

「○○さんに、ちょっと前から、とても冷たく接してこられて、時には怒鳴られることがあります」

でも、返ってきた師長の言葉は、私の期待を完全に裏切るものでした。

この記事では、師長に相談しても何も変わらなかった私の実体験と、師長以外の本当に頼れる相談先、そして相談する前にやっておくべきことを解説します。

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そんな気持ちが少しでもあるなら、まずは情報だけでも見ておくだけで未来が変わります。

子育てと仕事の両立で毎日いっぱいいっぱいの看護師さん。
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師長が言った衝撃の言葉

師長は、こう言いました。

「あの人ね、あの人はね、ちょっと躁うつ病で、薬飲みながら仕事してて」

「もう何回も私のところに来て、辞めるだの、やめないだのを繰り返してて、私もほとほと困ってるのよ」

「だから、あなたも、躁うつの人なんだ、今日は機嫌が悪いんだって思って、多めに見てよ」

「気にしないのが一番よ」

その瞬間、思いました。「この人に相談しても意味がないな」

この人に相談して解決できればいいなって思ったけれど、無理だなって。だから、もうこれ以上は相談しないようにしようと思いました。

相談した後、何も変わらなかった

特に、相談した後、何も変わりませんでした。お局の対応も、日によってひどかったり、無視されたり。思い出すと、ちょっとイラっとします。

むしろ、相談したことで、お局の態度がさらに悪化した気さえしました。師長が何か言ったのか、それとも相談したことが伝わったのか。

結局、私はそこから2ヶ月以上耐えて、11ヶ月目でついに身体が動かなくなって退職しました。

なぜ師長は動いてくれなかったのか

今振り返ると、師長が動いてくれなかった理由が分かります。

理由1:お局と同期・仲がいい

師長とお局が同期だったり、長年一緒に働いていたりすると、どうしてもお局の肩を持ちます。「あの子はああいう性格だから」「昔からあんな感じだから」と庇ってしまうんです。

私の場合も、師長は明らかにお局のことを知りすぎていました。「躁うつ病で」「何回も辞めるだの言ってて」という言葉から、長い付き合いだということが分かりました。

理由2:面倒ごとを避けたい

お局に注意すると、お局が反発して、もっと面倒なことになる。だから、見て見ぬふりをする。我慢できる人(私のような新人)に我慢させる方が、楽なんです。

「気にしないのが一番よ」という言葉は、「私は何もしたくない」という意味でした。

理由3:人手不足で辞められたくない

お局がいなくなったら、人手不足で困る。だから、お局を注意できない。お局を失うくらいなら、新人(私)が辞める方がマシだと思っている。

実際、私が退職を伝えた時、師長は慌てて引き止めてきました。でも、もう遅かったです。

理由4:そもそも管理能力がない

中には、管理職としての能力がない師長もいます。人間関係のトラブルをどう解決すればいいか分からない。だから、「気にしないで」と言って逃げるんです。

私の師長は、まさにこのタイプでした。

すぐに我慢の限界まで行った理由

お局の嫌がらせが始まってから、どのくらいで師長に相談したか、正直あまり覚えていません。でも、すごく我慢してから、ようやく我慢の限界というところで相談しました。

私は、こういうことを相談するのが慣れていなくて、とても緊張しました。

「師長に相談するなんて、大げさかな」

「もっと頑張らなきゃ」

そう思って、どんどん我慢してしまったんです。

そして、我慢して、イライラして、精神的に病んで、夜中も眠れず、夜になると涙で枕を濡らして。

あの我慢の時間は、何だったんだろう。我慢してた時間が、もったいないです。

今思うと、師長に相談した時点で「ああ、もう無理だな」と思ったら、もう限界まで我慢しないで、さっさと辞めればよかったって思います。

だって、それができるのが看護師さんだから。看護師さんは、ある程度、求人も出てるから、もう求人出てるところに行けばいいんだと思います。本当に。

唯一の救いは同僚だった

他に相談できる人は、同僚の子がいました。その子は、私が怒鳴られている後で、フォローしてくれて、助けてくれました。

すごく、その時にその同僚がいなかったら、多分、心がもっと病んでたと思います。同僚って、ありがたい。

同じくらいの年代の人だったから、今でもその人とは交流があります。その人も仕事を辞めて、別の病院で働いています。たまに、「あの時は本当大変だったよね」って話をします。

この同僚がいたから、11ヶ月も持ったんだと思います。もしこの同僚がいなかったら、もっと早く壊れていたかもしれません。

師長以外の本当に頼れる相談先5つ

師長に相談しても解決しない。そんな時は、他の相談先を考えるべきです。私が当時知っていれば良かったと思う相談先を紹介します。

1. 信頼できる同僚

私を救ってくれたのは、同僚でした。同じ職場で同じ状況を見ているから、理解してもらいやすいです。

ただし、注意点があります。お局と仲がいい同僚には相談しないこと。お局に筒抜けになって、さらに状況が悪化する可能性があります。本当に信頼できる人だけに話してください。

愚痴を聞いてもらうだけでも、心が軽くなります。「自分だけじゃないんだ」と思えるだけで、救われます。

2. 人事部や本部

師長がダメなら、その上に相談するという選択肢があります。人事部や本部に直接相談する方法です。

ただし、これも注意が必要です。人事部が師長と仲がいい場合、師長に話が伝わって、さらに立場が悪くなる可能性があります。

相談する前に、人事部の対応を調べておくといいです。「この病院の人事部は、ちゃんと対応してくれる」という情報があれば、相談する価値があります。

3. 労働基準監督署

パワハラがひどい場合は、外部機関である労働基準監督署に相談できます。相談は無料です。

私の場合、夫が労働基準監督署に相談する方法を調べて、資料を持ってきてくれました。でも、私には訴える気力もありませんでした。

今思えば、相談だけでもしておけばよかったと思います。労基に相談したという事実があれば、退職交渉の時にも有利になったはずです。

相談する前にやっておくべきこと: お局に言われたこと、やられたことを記録しておくことです。日付、時間、場所、誰が何を言ったか、誰が見ていたか。こういう記録があると、相談する時に説得力が増します。

私は記録を残していなかったので、労基に相談する気力が湧きませんでした。証拠がないと、「言った言わない」の水掛け論になってしまうからです。

4. 看護協会の相談窓口

各都道府県の看護協会には、相談窓口があります。電話で相談できるところも多いです。

看護師の労働環境について相談できるし、場合によっては職場に働きかけてくれることもあります。ただし、対応は地域によって差があるようです。

まずは電話で相談してみて、対応を見てから判断するといいと思います。

5. 転職サイトのアドバイザー

転職を視野に入れるなら、転職サイトのアドバイザーに相談するのも一つの手です。

アドバイザーは、同じような経験をした看護師をたくさん見ています。だから、「こういう場合は、こうした方がいい」というアドバイスをもらえます。

それに、「次の職場がある」と分かるだけで、心が楽になります。「ここしかない」という思い込みが、私たちを縛りつけているんです。

私も、もっと早く転職サイトに相談していれば、11ヶ月も耐えることはなかったと思います。

家族への相談は注意が必要

私は、限界を感じて、夫に相談しました。

「そんなに悩んでるんだったら、やめちゃえば?」

軽く言われました。

「そんな簡単なことじゃない!そんな風に冷たく言わなくてもいいじゃない!」

大喧嘩になりました。

夫は悪気があったわけじゃない。でも、あの時の私には、その言葉が冷たく感じて仕方なかったんです。職場の状況を知らない人には、なかなか理解してもらえないんです。

その後、夫は反省してくれて、労働基準監督署に相談する方法を調べて、資料を持ってきてくれました。それでも、私には訴える気力もありませんでした。

家族に相談するのは大事です。でも、理解してもらえないこともある。それは覚悟しておいた方がいいです。

相談する前にやっておくべきこと

師長や人事部、労基に相談する前に、やっておくべきことがあります。

証拠を残す

これが一番大事です。お局に言われたこと、やられたことを記録してください。

スマホのメモでもいいです。日付、時間、場所、誰が何を言ったか、誰が見ていたか。できるだけ詳しく書いてください。

可能なら、録音もしてください。スマホの録音機能で十分です。ただし、録音していることを相手に言う必要はありません。自分の身を守るための証拠です。

私は記録を残していなかったので、これが一番の後悔です。記録があれば、もっと強気に出られたはずです。

味方を作る

信頼できる同僚に状況を話しておいてください。何かあった時に、証人になってもらえます。

私の場合、同僚が私が怒鳴られているところを見てくれていました。だから、「あれはひどかったよね」と後で言ってもらえました。

味方がいると、心強いです。一人じゃないと思えるだけで、頑張れます。

自分の心を守る

相談する前に、まず自分の心を守ってください。

夜中に涙で枕を濡らすほど辛いなら、もう限界です。無理に相談する必要はありません。さっさと辞めてもいいんです。

看護師は、他にも働ける場所があります。「ここしかない」という思い込みを捨ててください。

今思うこと:もっと早く外部に相談すべきだった

今思うと、どこに相談すれば良かったんだろう?さっさと辞めても良かったな、って思います。

あの我慢の時間は、何だったんだろう。我慢して、イライラして、精神的に病んで、夜中も眠れず、夜になると涙で枕を濡らして。何だったんだろうって思う。

師長に相談した時点で「ああ、もう無理だな」と分かったんです。でも、私はそこからさらに2ヶ月以上耐えてしまいました。

もっと早く労基に相談すればよかった。もっと早く転職サイトに相談すればよかった。もっと早く辞める決断をすればよかった。

師長に期待しても無駄だったんです。外部に相談するべきでした。

これから同じ状況の看護師さんへ

師長に相談しても、取り合ってもらえないことがあります。私みたいに、「躁うつ病だから仕方ない」「気にしないのが一番よ」と言われることもあります。

それは、あなたのせいじゃありません。師長が機能していないだけです

師長がダメなら、他の相談先を考えてください。

信頼できる同僚、人事部、労働基準監督署、看護協会、転職サイトのアドバイザー。

選択肢はあります。

そして、限界まで我慢しないでください。夜中に涙で枕を濡らすほど辛いなら、もう限界です。

看護師は、他にも働ける場所があります。さっさと辞めていいんです。

我慢の時間は、もったいない。あなたの心を守ることが、一番大切です。

まとめ:師長に相談しても解決しない時は

師長に相談しても解決しない。そんな時は、もう転職を考えていいタイミングです。

私は11ヶ月も耐えましたが、何も変わりませんでした。むしろ悪化しました。そして、最終的には2ヶ月以上引きこもることになりました。

もっと早く辞めればよかった。もっと早く外部に相談すればよかった。これが、私の正直な気持ちです。

あなたには、私と同じ失敗をしてほしくありません。

師長に相談して「ああ、この人は動いてくれない」と思ったら、それは辞めるサインです。他の相談先を探してください。そして、相談する前に証拠を残してください。

でも、証拠を残す気力もないほど疲れているなら、もう何も考えずに辞めてください。

あなたの心と体の方が、ずっと大切です。


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転職サイトのアドバイザーに相談すると: 師長がダメな職場の情報を事前に教えてもらえます。パワハラやいじめの相談にも乗ってもらえます。退職の伝え方、退職交渉のアドバイスももらえます。

そして、「次の職場がある」と分かるだけで、心が楽になります。

当時の私も、もっと早く転職サイトに相談していれば、師長に期待して失望することもなかったと思います。

迷ったら、まずは”見るだけ”で大丈夫です。自分に合う働き方が見つかると、本当に楽になります。

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